CANYON.MID for
MU128
CANYON.MID for
MU500
ヤマハのMU90、MU100R、MU128やMU2000等には、エクスクルーシブを扱いやすくするために便利な機能があります。
ショー エクスクルーシブ機能です。
使い方はとても簡単で、何かを操作パネルで設定したら、 [ENTER]キーをダブルクリックすれば良いだけです。
すると、LCDに今設定したエクスクルーシブが表示されます。
これだけで本当にMIDIデータ作りが楽になります。他のメーカも真似して欲しい機能です。
表の見方は、こちらを参照してください。
ちなみにMU90,MU100RとMU128のデータは音色が一部違う程度でエクスクルーシブ等はほとんど同じです。
CANYON.MID for MU100R
CANYON.MID for MU90

◎音源を初期化する
・XGシステムON
F0 43 10 4C 00 00 7E 00 F7
・マスタボリュームを127に設定する
F0 43 10 4C 00 00 74 7F F7

◎ドラムパートを設定する
・パートドラムセット3をアサインする(Part ModeをDrum3にする)
F0 43 10 4C 08 07 04 F7
・パートドラムセット2をアサインする(Part ModeをDrum2にする)
F0 43 10 4C 08 07 03 F7

◎システムエフェクトを設定する
・リバーブを設定する
・タイプをHALL 1に設定する
F0 43 10 4C 02 01 00 01 00 F7
・ローパスフィルタカットオフをスルー(Thru)にする
F0 43 10 4C 02 01 06 3C F7
・フィードバックレベルを+10にする
F0 43 10 4C 02 01 14 4A F7
・コーラスを設定する
・タイプをCHORUS 1に設定する
F0 43 10 4C 02 01 20 41 00 F7
・インプットモードをステレオにする
F0 43 10 4C 02 01 34 01 F7
・Send Chorus to Reverbをにする
F0 43 10 4C 02 01 2E 02 F7

◎インサーションエフェクトを設定する
・インサーションエフェクト1を設定する
・パートアサインをPART に設定する
F0 43 10 4C 03 00 0C 04 F7
・タイプをAMP−SIMULATORに設定する
F0 43 10 4C 03 00 00 4B 00 F7
・ドライブを42にする
F0 43 10 4C 03 00 02 2A F7
・アンプタイプをStackにする
F0 43 10 4C 03 00 03 01 F7
・アウトプットレベルを80にする
F0 43 10 4C 03 00 05 50 F7
・インサーションエフェクト2を設定する
・パートアサインをPART に設定する
F0 43 10 4C 03 01 0C 05 F7
・タイプをAMP−SIMULATORに設定する
F0 43 10 4C 03 01 00 4B 00 F7
・ドライブを40にする
F0 43 10 4C 03 01 02 28 F7
・アンプタイプをStackにする
F0 43 10 4C 03 01 03 01 F7
・アウトプットレベルを80にする
F0 43 10 4C 03 01 05 50 F7

ヤマハMUシリーズのインサーションエフェクトは、1つのパートにしかかけられません。
例えば、インサーションエフェクト1をパート5にかけて、全く同じエフェクトをパート6で使いたくても インサーションエフェクト1はパート5で使ってしまったため「パート6で使う」というのはできません。
ちなみにローランドのインサーションエフェクトは、同じものならば、複数パートにかけられます。
この場合どうしたらよいのか…インサーションエフェクト2を同じ設定にしてパート6にかけることになります。
しかしヤマハのエフェクト機能は強力で、例えばインサーションエフェクト1と2を同じパートにかけることもできるし (ちなみにローランドではできません)
それとバリエーションエフェクトという、インサーションエフェクトとしても、システムエフェクトとしても使うことのできる 便利なエフェクタ機能があります。
インサーションエフェクトとして使えば、MU128の場合、3系のインサーションエフェクトとして使うことができるし、 システムエフェクトとして使えば、ローランドのインサーションエフェクトのように、 同じエフェクトを複数パートにかけることができます。
ただしこのバリエーションエフェクト、通常のインサーションエフェクトと違いがあります。 エフェクトの種類に若干違いがあります。特にMU128の場合…
例えばGATE REVEBは、バリエーションエフェクトにしかなっかたりします。

◎バリエーションエフェクトを設定する
・バリエーションコネクトをシステムエフェクト(SYS)に設定する
F0 43 10 4C 02 01 5A 01 F7
・タイプをGATE REVERBに設定する
F0 43 10 4C 02 01 40 0A 00 F7
・ゲートタイプをタイプBにする
F0 43 10 4C 02 01 42 00 01 F7
・ROOMサイズを2.5にする
F0 43 10 4C 02 01 44 00 0F F7
・フィードバックレベルを+15にする
F0 43 10 4C 02 01 4A 00 4F F7
・Send Variation to Reverbを20にする
F0 43 10 4C 02 01 58 14 F7
・Send Variation to Chorusを30にする
F0 43 10 4C 02 01 59 1E F7

◎マルチEQを設定する
・EQタイプをPopsに設定する
F0 43 10 4C 02 40 00 02 F7

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