CANYON.MID for MU80
もちろんこのMU80/MU50にもエクスクルーシブを扱いやすくするために便利な機能、 ショー エクスクルーシブがあります。
使い方は、何か操作パネルで設定したら[ENTER]キーをダブルクリックするだけで、 LCDに今設定したエクスクルーシブが表示されます。
MU80は、まだエフェクトがMU90ほど強力ではなく、バリエーションエフェクトは、そこそこの種類がありますが、 もう1つのディストーションエフェクト(インサーションエフェクト)は、3種類しかありません。
この辺が、MU90とのMIDIデータの大きな差になります。
さらにMU50(PLG100−XG)には、このディストーションエフェクトがなく、バリエーションエフェクトのみになります。※MU50(PLG100−XG)には、EQもありません。
表の見方は、こちらを参照してください。
CANYON.MID for MU50
CANYON.MID
for PLG100-XG

◎音源を初期化する
・XGシステムON
F0 43 10 4C 00 00 7E 00 F7
・マスタボリュームを127に設定する
F0 43 10 4C 00 00 74 7F F7

◎ドラムパートを設定する
・パートドラムセット3をアサインする(Part ModeをDrum3にする)
F0 43 10 4C 08 07 04 F7
・パートドラムセット2をアサインする(Part ModeをDrum2にする)
F0 43 10 4C 08 07 03 F7

◎システムエフェクトを設定する
・リバーブを設定する
・タイプをHALL 1に設定する
F0 43 10 4C 02 01 00 01 00 F7
・ローパスフィルタカットオフをスルー(Thru)にする
F0 43 10 4C 02 01 06 3C F7
・フィードバックレベルを+10にする
F0 43 10 4C 02 01 14 4A F7
・コーラスを設定する
・タイプをCHORUS 1に設定する
F0 43 10 4C 02 01 20 41 00 F7
・インプットモードをステレオにする
F0 43 10 4C 02 01 34 01 F7
・Send Chorus to Reverbをにする
F0 43 10 4C 02 01 2E 02 F7

◎ディストーションエフェクトを設定する
※MU50,PLG100−XGではサポートされていません。
・エフェクトを3BAND−EQ(76)に設定する
F0 43 10 4C 03 00 00 4C 00 F7
・Low GAINを+10dB(74)に設定する
F0 43 10 4C 03 00 02 4A F7
・Mid Frequencyを800Hz(32)に設定する
F0 43 10 4C 03 00 03 20 F7
・Mid GAINを+2dB(66)に設定する
F0 43 10 4C 03 00 04 42 F7
・パートアサインをPART 10に設定する
F0 43 10 4C 03 00 0C 09 F7

MU80のエフェクトにはディストーションエフェクトという聞き慣れないエフェクトがあります。
これは1つのパートにしかかけられません。実質インサーションエフェクトです。
もう1つ、インサーションエフェクトになるし、バリエーションエフェクトにもなるエフェクト機能があります。 複数パートにかけるには、このエフェクトをバリエーションエフェクトとして使うしかありません。
ところで、実質インサーションエフェクトのディストーションエフェクトは、3種類のエフェクトしかありませんが、 歪み系に強いAMP−SIMULATORエフェクトを持っています。一方、複数パートにかけられるバリエーションエフェクトには、 OverdriveやDistortionはあっても、このAMP−SIMULATORはありません。
複数パートに歪み系のエフェクトをかける場合…どちらのエフェクトを使うか、悩みどこになります。
ちなみにMU50にはないので、悩みの種が1つ減ります・・・

◎バリエーションエフェクトを設定する
・バリエーションコネクトをシステムエフェクト(SYS)に設定する
F0 43 10 4C 02 01 5A 01 F7
・タイプをAMP−SIMULATOR(75)に設定する
F0 43 10 4C 02 01 40 4B 00 F7
・DRIVEを42(2Ah)にする
F0 43 10 4C 02 01 42 00 2A F7
・Output Levelを80(50h)にする
F0 43 10 4C 02 01 48 00 50 F7
・バリエーションに送るReverb値を70(46h)にする
F0 43 10 4C 02 01 58 46 F7
・バリエーションに送るChorus値を40(28h)にする
F0 43 10 4C 02 01 59 28 F7

◎マルチEQを設定する
※MU50,PLG100−XGではサポートされていません。
・EQタイプをPopsに設定する
F0 43 10 4C 02 40 00 02 F7

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