音源モジュール年表



  Roland
40機種
YAMAHA
39機種
KORG
21機種
E-mu
9機種
CASIO
7機種
KAWAI
8機種
ALESIS
6機種
KURZWEIL
5機種
AKAI
3機種
MIDIPLUS
3機種
QUASIMIDI
2機種
Techincs
3機種
SONICWARE
2機種
MIDITECH
1機種
TASCAM
1機種
TDK
1機種
日本エニアック
1機種
MIDISUKE
1機種
1986   FB-01
\49,800


TX81Z
\59,800

                               
それまでシンセといえばアナログ方式が主流だった中、1983年ヤマハの世界初フルデジタルコントロール FM音源を搭載した DX7が登場し、大人気を博す。
それで、FM音源を搭載した音源モジュールが登場。FB−01はDTM向け(MSX向け)、 TXZ81Zはプロ向け志向。
当時まだDTMといえば、パソコン(PC−8801mkIISRなど) に搭載されたFM音源PSG、いわゆる内蔵音源で演奏させることが主流だった。
1987 MT-32
\69,000
TX1P
\91,000


TX802
\184,000
                  SM-PS50
\148,000
           
FM音源の良いところ、 リアルな音(本物の楽器の音)をデジタルで、簡単に出せる。しかし実際FM音源で目的の音を作るのは熟練したテクニックが必要だった。
そんな中、PCM音源を使えばリアルな音は簡単に出せたが、まだメモリの価格が高く、多くの音色を搭載できなかった。そこでピアノ音などに特化したPCM音源モジュールの登場。
またPCM短片を使うことによって小容量のメモリで、しかもFM音源よりも直感的に目的の音が作り出せる LA音源をローランドが開発。 そのLA音源を搭載したDTM向け音源MT−32が登場する。 このMT−32がヒットし、DTM音源=MT−32になり、 当時のMIDI対応ゲームはたいていこのMT−32に対応していた。
1988 U-110
\99,800


D-110
\83,000


P-330
\158,000
TG55
\110,000


PSS-480
\39,800
PSS60
\110,000


P3
\65,000


POC-3
  VZ-10M
\128,000
K1r
\55,500
  1000PX Pro
\268,000
                   
メモリの価格も下がり、実用的なPCM音源搭載のモジュールが各社から登場。ローランドからU−110、 ヤマハからはTG55
しかしPCMは、本来のシンセサイザであるところの音作りの自由度が低い。そんな中、直感的な音作りのしやすさを求めた カシオからはVZ−10Mを カワイからはK1シリーズを発売。
どちらもマルチティンバー音源として使えるが、シンセとしての音作りを重視しているため、向かない。
1989 CM-64
\129,000
  M3R
\124,000
Proteus1+Orc
\250,000
CSM-1
\27,700


CSM-10P
PHm
\38,000
                       
さらにメモリの価格も下がり、多くの音を搭載できるようになり、PCM音源を全盛期時代に突入。
一世を風靡したMT−32にPCM音源を追加した、 CM−64がローランドから登場。 過去のMIDIデータやMT−32との互換性を強く意識したと思われる。
またE−muのプロ志向音源PROTEUSシリーズが人気なり、 どこのスタジオに行ってもこれがある。という存在になる。
1990 U-220
\110,000
TG77
\200,000


DD-11
\34,650


QY10
\39,800
M1R EX
\235,000
PROFORMANCE1
\100,000
  K4r
\99,800
                       
PCM音源が支流になり、各社とも過去のリファインモデル的な機種が多く登場する。
またこの頃のコルグのPCM音源はかなり洗礼されており、多くの根強いファンを生み、支持される。 いわゆるコルグらしい音の誕生。M1ピアノなどのファンは多い。
海外ではKurzweilが破産し、この年に韓国のYOUNG CHANGに買収され、一時のブランド名も”YOUNG CHANG”になったが、あまりの不評で”KURZWEIL”に戻った。
そしてこの年、ヤマハが歴史的なモバイル音源付きシーケンサQY10を発売。ヤマハのモバイルシーケンサの歴史が始まる。
1991 SC-55
\69,000


CM-500
\115,000


CM-32LN
\93,000


SO-PCM1-04
\7,000
TG100
\45,000


CBX-T3
\41,000
01R/W
\200,000
    XS−1
\34,000
                       
GMレベル1規格提唱され、その対応音源モジュールが各社から登場する。
ヤマハはGMに対応したDTM向け音源TG100を発売。ヤマハはこれを機にDTM市場に本格参入。
ローランドはGMをさらに包括し拡張させたGS規格を提唱し、後にDTM音源のディファクタースタンダードなる音源SC−55を発売する。後にGS音源と呼ばれるようになる。
CM−500は過去のLA音源とGS音源を併せ持った機種である。 過去の遺産を活かすのは、ローランドのお家芸である。
一方コルグは、コルグ音の決定版01R/Wを発売し、根強いファンからコルグ信者を誕生させることに成功。
1992 SC-33
\49,800


SC-7
\45,000


JV-880
\99,800


SR-JV80-03
\25,000
TG500
\150,000
WAVESTATION SR
\135,000


03R/W
\124,000
SQ-R PLUS
\148,000
  GMega
\69,000
  K2000R
\420,000


MicroPiano
\72,000


                   
海外も含め、各社から音源モジュールが続々と登場される。KURZWEILからK2000R。42万円、高すぎる!!
なかでもローランドのJV−880のピアノ音色は、パンチの効いたきらびやかさからか信者が多い。 しかし個人的には、パンチの効いたベース音がなんとも・・・。
一方PCM音源も各社独自の工夫個凝らして、コルグからはWAVE SEQUENCING音源のWAVESTATION SRを発売。 もはやPCMプレイバック音源として使うのがもったいない。(=マルチティンバー音源としては向かない)
1993 JD-990
\200,000


SC-55mkII
\69,000


P-55
\49,800
TG300
\75,000


QR10
\39,000
X3R
\138,000


05R/W
\69,000


AG-10
\49,000
SoundEngine
\99,800
  GMega L

GMega LX
\37,000
S4
\150,000
                     
DTM音源成長期。ローランドのSC−55mkIIの爆発的ヒットにより、各社こぞってDTM向け音源を発売。 そして廉価版も発売される。
ヤマハはともかく、あのコルグが05R/Wを発売。 あのプロ用として老舗のE−MUまでもが・・・SoundEngine。(黒歴史)
ヤマハのTG300は、データの互換性を考えて、GS互換モードのGM−Bモードや、CM−64互換のC/Mモードを 搭載したが、今ひとつ盛り上がらず。
熱狂的信者を抱えるコルグは05R/Wに過去音源の音色を搭載。よって信者からの支持は厚い。
海外勢は、E−MUが、サウンドブラスターで有名なクリエイティブテクノロジー(シンガポール)の傘下になる。
1994 SC-88
\89,800


MU80
\79,000


QY8
\25,000

  Proteus FX
\120,000
            QUASAR
\220,000
          BH-1000
\69,000
 
ローランドGS vs ヤマハXG戦乱時代突入。
ヤマハがローランドからDTM覇権を取るために満を持して提唱したXG規格、そしてMU80が 最初の対応機種。単純性能はSC−55mkIIの2倍!インサーションエフェクトまで搭載。
勝負あったかっと思ったが、ローランドもSC−55mkII単純性能倍の SC−88を発売。すでにでディファクタースタンダードなっていた SC−55mkIIのデータをほぼ完璧に再現できたため、こちらに軍配が。(インサーションエフェクトないのに・・・)
しかしヤマハは後の名機と言われるモバイル音源付きシーケンサQY8を発売。後にヤマハがモバイルシーケンサの覇者となる由縁に。
1995 SCP-55
\29,800(改定前\49,800)


SR-JV80-07
\25,000
MU50
\52,000


SK1XG
\49,800
TR-Rack
\118,000

X5DR
\69,800

AG-3
\49,800(DTMパッケージ)

  GZ-50M
\26,800
ACR-20
\85,000
S4 plus
\150,000
                     
Windows95の登場や、国内はパーソナル通信カラオケの登場でネット環境の黎明期に。しかしまだナローバンドだったこともあり、 カラオケデータの配信は軽いMIDIデータがもてはやされた。そんな中、各社からGM対応DTM向け音源が発売される。
カシオからGZ−50Mが、DTM市場はあきらめたと思っていたコルグからは X5DRを発売。
そんなコルグも、プロ向け音源としてTR−Rackを発売。TRINITYのラック版といわれるが・・・これが使いづらい。 さすがのコルグ信者も絶句したとか。しかし後に発売されるTRITON−Rackよりは、音がいいと評価される。
1996 PMA-5
\48,000


SR-JV80-09
\25,000
MU90
\69,000


P50-m
\39,800


DTX2.0
\75,900


  MR-RACK
\198,000
GZ-30M
\18,000
(DTMパッケージ)


GZ-70SP
\26,800


WP-150
\30,000
(DTMパッケージ)

  Q-CARD
(Stereo Grand
Piano Plus)
\25,000
  SG01k
\39,800


SG01p
\39,800


SG01v
\39,800

  TECHNOX
\160,000
             
まだ続く通信カラオケの人気により、各社からGM音源が発売される。 あのサンプラーで定評のあるAKAIまでDTM向け音源SG01シリーズを発売。
ヤマハもXG推進のためにMU90を発売するも、 すでにこのときからMU100のうわさもあり、またMU80発売から 時間もあまり経過してないことから、もっとも売れなかったXG音源として有名に。
しかしヤマハモバイルシーケンサ市場では覇者であり、それを奪還すべくローランドは、PMA−5を発売するが、後に続かず。
1997 JV-2080
\159,000


SK-88Pro
\89,800


MU100R
\99,000


QY70
\49,900
SG-Rack
\75,000
      QSR
\150,000
                DMC9000
\29,800
   
DTM絶頂期。後に名機といわれるローランドSC−88Proが前年に発売され、またスタジオでプロ用として名機といわれるJV−1080の後継機、 JV−2080を発売。これでDTM向け、プロ向け勝負あった。
ヤマハは、王者奪還にDTM向けとプロ向けの垣根をなくしたMU100シリーズを発売するも、XGの覇権にはならず・・・ XGを一新して、XG native対応という言葉まで生み出したのに。しかも音源を追加できるプラグインシステムまで導入したのに。
しかし一方で覇者であるモバイルシーケンサでは、後に名機と謳われるQY70を発売。大きさの問題か、 後に発売されるQY100よりも人気がある機種。
また今までデスクトップ環境中心だったDTM音源もモバイル環境(=ノートPC)を意識で、PCカード形式の音源が登場する。
なぜか電子部品メーカのTDKがDMC9000を発売。E−MUの音源をひっさげて。なので音自体はまぁまぁ評価できる。
1998   MU128
\99,000


PLG100-DX
\34,800


EMR1
\88,000


EX5R
\248,000

N1R
\79,800
audity2000
\135,000
    NanoPiano
\60,000


NanoSynth
\75,000
                     
まだまだ勝負を挑むヤマハ。SC−88Proの単純性能倍の機能を持つ MU128を発売。プラグインも3枚も搭載可能!しかし王者奪還ならず。
プラグインシステムでは、名機DX7を そのままボード化したPLG100(150)−DXまで発売したのに。DTMerには響かなかった。
またプロ用では、マルチティンバーでは、その真価をまったく発揮できないといわれるEX5 シリーズを発売。もしもっとDSPの性能が良かったら、名機と言われていたかもしれない。
一方海外勢E−MUは、個性的な音源audity2000を発売。その多彩なフィルターから、これがPCM音源と言って良いのかと。
またクリエイティブテクノロージーはENSONIQを買収し、E−MUと合併させる。
1999 SC-8850
\99,800


JV-1010
\54,800

CS6R
\148,000


MU2000
\119,800


PLG150-PF
\39,800


PLG100-XG
\24,800


DTXPRESS
\48,000


NX5R
\55,000


EXB-PCM01
\10,000
Proteus2000
\135,000


Holy Grail Piano
                           
DTM衰退期。みんなが待ちに待っていたローランドの新DTM音源SC−8850を発売するも、 期待以上の性能アップが見られなかったため、失速。(もっとインサーションエフェクトが増えると思っていた。) そんな中、スタジオ音源の名機といわれるJV−1080のハーフラック版JV−1010を 投入するも、盛り上がらず。
そんな弱り目のローランドに、ヤマハも主砲を放つべくMU2000を発売。 性能もSC−8850より上だし、なんてったってDTM音源としては最高のデキ!! しかしDTMの衰退期であるこの時期、盛り上がらず。
コルグもMIDIデータの再現性が重要ならと、XG(DB50XGを搭載するので本物)、GS両方に対応した NX5Rを発売するも、その取説のわかりづらさと、この時期とあいまって、やっぱり盛り上がらず。
E−MUも今までの集大成PROTEUS2000を発売。国内シンセ御三家と肩を並べる良いデキだか、 やっぱりこの時期盛り上がらず。
実はこの年、意外に名機が数多く誕生した。しかし時期が悪く、名機としてあまり語り継がれない。
2000 XV-5080
\198,000


SRX-02
\30,000

MU500
\59,800


QY100
\59,000

TRITON-RACK
\189,000
        PC2R
\210,000
      SY-MQ10
\59,800


SY-VM1
\79,800
           
GS vs XG戦乱期の後、注目のラック音源が発売。ローランドからXV−5080、 コルグからTRITON−Rack。 どちらもニーズに合わせて音色が追加できるエクスパンジョンボードを多くさせる。
ヤマハからはよりギター小僧を意識したモバイルシーケンサQY100を発売。 しかし大きさの問題か、後に続かずモバイルシーケンサの歴史、ここで絶える。
あのサンプラーで一世風靡したアカイが破産・・・香港の企業に買われるも、前途多難に。
2001 SC-D70
\73,000


XV-5050
\93,000
DD-55
\38,000
                               
この頃からDTMという言葉が薄れ、DAWという言葉が台頭し始める。PCの性能が良くなりソフトウエア音源でも十分な時代が到来。
そんな中、ローランドからDAWとの親和性を意識したSC−D70と、 一方ハードウエア音源として、過去の遺産をばっさり切ったSD−90を発売。 しかしどちらともやっぱりDTMの復権は難しかった。
2002 SD-80
\69,800


XV-2020
\60,000
  EXB-PCM08
\10,000
        MicroEnsemble
\89,800
            Pocket Studio5
\19,800
    MIDISUKE2002
DTMが衰退した今、やっぱり復権を望むローランドから、DAWとの親和性を除外しSD−90より価格を抑えた(音源としての性能は同じ) SD−80を発売。
しかし時は、既にソフトウエア音源によるDAW時代の全盛期。復権はかなわず。 他メーカもラック型音源モジュールの発売をしなくなる。
2003 SD-20
\35,000
MOTIF-RACK
\125,000
                               
時代は既にソフトウエア音源主体のDAWへ。そんな中、ネットブックPCが流行りだした。 しかしCPUは、まだ非力なATOMだったため、ソフトウエア音源でDAWをやるのは厳しかった。
そうだ!だからハードウエア音源を使えば、軽くてネットブックPCでもDAWができる!ということで、 ローランドからSD−20を発売。
しかし誰も、非力なネットブックPCで本格的なDAWをしようとは思わず…撃沈
2004 Fantom-XR
\140,000
MOTIF-RACK ES
\135,000
                               
この頃になると、ソフトウエア音源に対抗すべく大容量の波形ROMを搭載したハードウエア音源が登場。
ローランドは、ピアノ音を88鍵全部をサンプリングしたというFantom−XRを発売。 ヤマハは、当時大容量といわれた128MBを越えると波形ROM容量を持つMOTIF−RACK ESを発売。
しかし、ソフトウエア音源はギガクラスの容量とか、そんな世界。百数メガの争いなんて、眼中になかった。
2005 V-SYNTH XT
\190,000


SRX-11
\35,000
                                 
誰かが言ったとか言わないとか。「SC−55が流行ったのは、プログラムNo.1のピアノが良かったからだ!」とのうわさを信じて、ローランドは、88鍵全部サンプリングした ピアノ音のエクスパンジョンボードを発売!!これで、みんなFantomクラス(Fantomは、ピアノ音を88鍵全部をサンプリングしている)の最高音源になる! っと信じていたが、やっぱり時代はソフト音源。
というか、これだけのお金を出せば、ソフト音源だったらギガクラスのピアノ音が手に入るのに・・・・所詮64MB(相当)じゃ・・・
2006                                    
ラック型ハードウエア音源絶滅の年。もうDTMは、いやDAWはどうせPC必要なんだから、余計なハードつなぐよりソフト音源で。しかもソフト音源の性能は、もはやハード音源を超えた。
でも、逆にキーボードタイプのシンセサイザーや、アナログシンセは、まだ生き残っている。ライブパフォーマンスに、ソフト音源(DAW)というわけにはいかないので。
しかし、KORGなんかは、見た目キーボードタイプのシンセだけど、中はLinuxが動いていてソフト音源だったりと。
2007 SonicCell
\75,000
  M3-M
\140,000
                             
DTM黄金時代を未だに夢にみるローランド、あのFantomをおおよそ半分の価格に抑えて、DTM向けにした Sonic Cellを発売。もはやDTM音源とは思えないプロ仕様の音質!!しかし、夢は夢・・・で終わる。
もう誰もが、やっぱりDTM向けや、ラック型ハード音源なんていらないよね。って思っていた中、まさかのKORGからM3−Mの発売。 でもラック型じゃない!そうオプションのキーボードをつないで、88鍵はもちろん、61鍵や71鍵も選べるキーボードの音源モジュールなのだ!! ちなみにM3Rとは、まったく違うシリーズであるので要注意。
それとこの年、DTM歴史上最大の事件、初音ミクが発売される。 ヤマハのVOCALOIDエンジンを使っていた。そのヤマハは10年前にDTM向けにプラグインシステムのフォルマントシンキングボード PLG100−SGを発売していたのに、こっちはまったく流行らなかった。
2008   MOTIF-RACK XS
\160,000
                               
4年の歳月を経て、ヤマハからMOTIF−RACKシリーズの最終版MOTIF−RACK XSが発売。 PCMを一新することにより、そのこだわりからプラグンインシステム廃止。PCM音源オンリー、そのAWM2音源は洗練されていて最高音質に!!ということで、 波形メモリもギガに迫る355MB!!
が、なんとなく音も前作のMOTIF−RACK ESのほうが好きだったりする。とはいえ、それは好みだから・・・と思うけど、 プラグインシステムは残しても良かったんじゃね?
インサーションエフェクトをかけるられるパート数も8ポートと、XSとESと同じだし。XSはESの廉価版(安くなってないけど)的な感じ・・・ここでヤマハのラック型音源の歴史、閉じる。
2009                                    
DTMといえば、ローランドのSCシリーズや、ヤマハのXG音源だったのに、今や初音ミク。
CDデビューはもちろん、オリコンでもベスト4入りする。時代は変わった。DTMは変わった。ハード音源は終わった。
2010 SD-50
\45,000
                                 
ミクが一世を風靡をする中、DTM=初音ミクとなった今、昔取った杵柄が忘れないローランド。懲りずにDTM向け音源の最終版SD−50を発売。
インサーションエフェクトはないが、音が良いので直ぐに曲作りができる・・・もしかしたら名器かもしれない存在なんだけど、やっぱりもうハードウエア音源は、見向きされない・・・
2011                                    
2012 INTEGRA-7
\170,000
DTX400K
\49,000
                               
スーパーナチュラル音源を搭載したINTEGRA−7がローランドから発売。キーボードなどでギターやウィンドリードなどを弾いたとき、まるでホンモノを演奏しているかのようなナチュラルさ!
しかし悲しいかな。もしライブパフォーマンスで使うんだったら、本物の楽器使ったほうが良くね?そもそも普通の人は、音源モジュールからの音なのか、ホンモノの楽器からの音なのか気にしない・・・
ということで・・・後に続かず。しかし、PCM音源はXV−5080を全て搭載!またエクスパンジョンボードSRXシリーズを全て搭載するも、3つしか同時に使えず、反感を買う。
2013                                    
2014                   miniEngine USB
\8,000
               
MIDIPLUSというところからmini Engine USBが発売。サイズも小さく、音もそこそこ悪くない。本体にバッテリーを内蔵しているため、電源レスで使える。 とはいえ、普通のGM音源・・・この時代に?!
2015                                    
2016                                    
2017 GO:KEYS
\40,000
                                 
ローランドからコンパクトキーボードGO:KEYSの発売。でも、MIDI端子なし。あるのはUSBと、Bluetoothのみ。
あのMIDIを作ったローランド機からMIDI端子がなくなった。あのDTMという言葉を作ったローランド機から・・・時代は変わった。
2018                   miniEngine Pro
\14,000
      PIANOBOX PRO
\20,000前後
       
もう出ないよ。MIDI音源モジュールなんて、、、でも、イケイケドンドンの中国のデジタル楽器メーカーから、高音質ポータブルGM音源が発売。
そしてドイツのMIDI関連機器のブランドMIDITECHからも、E−muの一部音源を引っ提げて、 PIANOBOX PROを発売。しかしファームウェアが弱すぎて、使いづらい。。。音は良いので残念!
2019                                    
2020                                    
2021                   Piano Engine
\20,000前後
    XFm
\29,800(発売時)
         
また出してくれた、高音質ポータブルGM音源!あの中国のデジタル楽器メーカーMIDIPLUSから。と思いきや、TAHORNGだって。
いや、メーカーは同じくMIDIPLUSで、ブランド名でTAHORNGだって。なんでも、前売のTAHORNGブランド名使ったMIDIキーボードが売れたから、 特に日本では、TAHONRGブラントにしたとか。
(いや、ブランド名関係ないと思うんだけど、タホーンのほうが、言いづらくない?!)
2022                                    
2023                                    
2024                         MEGA SYNTHESIS
\29,800
         
MIDI2.0が提唱されて早4年。この年、音源モジュールの発売は、あまりないが、トラックシーケンサとしてヤマハからSEQTRAKが、 そしてレガシー音源を得意とするSONICWAREからMEGA SYNTHESISが発売!!
そう、セガメガドライブの音源部をMIDI音源(トラックシーケンサ)にしたモノ! これは、FM音源ファンはたまらないし、セガ信者には、かなりササる!

※表にある機種は当HPにある機種のみです。


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